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昭和47年日本の高度経済成長の時代に当社は大阪市東成区で創業致しました。戦後紡績機械用の板バネを製作しておりましたが、この時期に株式会社として新たなプレス品事業として発足致しました。

創業当時はピンクラッチプレス機*2台、亡き創業者、弊社専務取締役の3名でプレス部品の生産を開始致しました。高度経済成長の時代背景も相まって、照明用の板バネ部品や建築金物部品を独創のアイデアと発想を形に変える精神をもって、他社にはできないと呼ばれるプレス部品を積極的に挑戦し、量産加工を受注する経営スタイルにて事業を伸長させました。

高度経済成長時代は3種の神器と言われた家電製品が大量に生産され、個人の所得増加と共にモータリゼーションの浸透を加速致しました。1999年プレス部品工場を騒音、振動の環境問題を回避する為に大阪府富田林市の中小企業団地へ生産拠点を移しました。

バブル経済が崩壊し、デフレ環境に突入したこの時代には、大手企業様の海外生産の加速やもの余り時代にマッチした多品種少量生産型のモノづくりが主流となりました。

試作(小ロット)からプレス金型、プレス部品及び組立作業まで、一貫したモノづくり生産体制を構築することによりお客様のニーズにあったモノづくり体制へ大きく変革した時期でもあります。

現在日本のものづくりは伝統があり、技術力には自信があると世界に発信していますが、デフレ経済における閉塞感やコロナ過での経済回復力は東アジアや東南アジアと比較してまだまだ積極的にかつ果敢に挑戦する姿勢が必要であると考えています。

経済のグローバル化、ボーダレス化が加速する中、ウイズコロナの環境と経済活動を両立しながら、当社事業においてもDX化やAI機能を活用した新たなものづくりを全社員とともに歩んでいきたいと思います。

過去から現在そして次の50年に向けて、当社お客様、仕入先様、外注先様及び弊社社員ともに新たな昭和スプリング㈱としての事業活動を邁進致します。
今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。

代表取締役
北村 勝博